アフィリエイト広告を掲載したい場合、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)に登録することで好きな広告をブログに貼ることが出来るようになります。こちらではブロガー向けにおすすめのASPを紹介し、さらにGoogleアドセンスのことについてもお話していきます!
登録しておくべきオススメのASP7社と審査の有無について
ASPは複数登録しておく必要があります。せっかく掲載したい案件があっても、登録していないASPであれば審査までに1~3営業日掛かってしまいますし、ブログのテーマを決める際にも必要となるためです。
ブログやサイト運営を長期的に行っていくと、よく使うASPは3~5社程度に絞られてはきますが、僕自身、過去に使用したものや取り扱っている広告を調べるための目的もあったりするため、マイナーなところも含めれば15社以上に登録しています。少なくとも5社以上に登録しておくことをお勧めします。
おすすめのASP7社
とりあえず申込みを推奨するのは以下の7社です。もちろん登録料や年会費なども掛かりません。その他のASPに関しては別ページでまとめています。
審査不要のASP
この2社に関しては特に審査も必要なくブログ開設前でも申し込みが可能です。どのような広告があるのかを調べるためにも、まずは先にこちらを申込みしておくといいでしょう!
審査があるASP(1~3営業日程度)
・バリューコマース
・afb
・JANet
・アクセストレード
・バナーブリッジ
審査自体は非常に簡単なもので、少なくとも数ページの記事があり、アダルトサイトや違法なサイトでも無い限りは問題なく受かります。仮に落ちてしまった場合は、少し記事を追加するなどして再申請してみましょう。
有名なASPで広告の配信数も多いため、これらの登録もオススメです。
今回おすすめしたASPは成果報酬型広告を取り扱うASPとなります。クリック課金型広告もありますが、少なくとも1日数万PV以上のブログやサイトを運営していることが前提となるので今回は省略します。上記以外のASPについてはこちらのページをご覧ください。
広告の種類(クリック課金型/成果報酬型)について
アフィリエイト広告は、クリック課金型と成果報酬型の2つに大きく分けることが出来ます。
クリック課金型とはそのままクリックされるたびに収益が〇円といった形で発生するタイプの広告、成果報酬型とはクリックされるだけでは成果は発生しませんが、クリックされたその先で商品が購入されたり、会員登録されるなど条件が満たされた場合に収益が発生するタイプの広告です。
後述するGoogleアドセンスもクリック課金型の広告となりますが、それぞれのメリットデメリットについては以下の通りとなります。
クリック課金型広告とメリットとデメリット
まずはクリック課金型広告からです。主なメリットとデメリットは以下の通りです。
・クリックされれば確実に収益が発生する
・広告は自動配信されるタイプが多く管理が楽
・広告単価は低め(1クリック数円程度)
・単価が低い分、多くのアクセスを集める必要がある
・初めから提供されない限りはテキストリンク不可
クリック課金型はクリックされるたびに収益が発生するので確実性は高いですが、クリック率は低く、相対的に成果報酬型広告と比べて収益性は落ちます。幅広い属性の人が訪れるブログで、1日に数万PV以上集めるようなブログであればクリック課金型もいいでしょうが、最初はあまり考えなくても問題ありません。
成果報酬型広告のメリットとデメリット
続いて成果報酬型広告のメリットとデメリットです。
・クリックのみでは収益にならないが単価が高い
・少ないPVでも収益を上げやすい
・テキストリンクにでき、クリック率 が高い
・広告主の撤退や条件変更等のリスクがある
・広告の差し替えや選定の手間がある
・成果が承認されないケースがある
クリックされたあとに商品購入や会員登録など、成果発生条件は案件により異なりますが、発生地点が深い分だけ単価は高く、1件の成約で数百円~数万円といった形で収益が発生します(案件により異なる)。
少ないPVでも収益を上げることができるため、最初のうちはこちらをお勧めします。(参考までに管理人が運営しているとあるジャンルのサイトは、1案件の平均が単価5000円、PVは1日300ほどですが月間30万円以上の収益を安定して上げています)
Googleアドセンスについて
ブログやアフィリエイトの運営を考えている方は、まずGoogleのアドセンス広告の審査に通ることに躍起になってしまう方がかなりの割合いるのですが、アドセンスの審査自体は正直後回しで構いません。
主な理由は以下の2つです。
・収益性がそこまで高くない
・ある程度ブログが形になっていれば審査は簡単
これらのことを理解していないのに、わざわざアドセンス広告を取得する意味はないですし、アドセンスをメインとして扱うのであれば、そもそも最初からそのようにブログを設計して運営していく必要があります。
Googleアドセンスの収益性について
また別のページで詳しく解説しますが、ざっくり1PVあたり0.1~0.3円程度です。要するに3.3万~10万PVのアクセスでようやく1万円ほどになる計算です。
「月間30万PVブロガー」みたいに名乗るような人もいますが、収益で言ってしまえばアドセンスだけであれば「月収3万円ブロガー」と言っているのと変わらないのです。
もちろんアドセンスだけで毎月数十~数百万円単位で稼ぐことも可能ですが、逆にそれだけのアクセスを集める見込みや根拠がないのであれば、いきなりアドセンスを掲載する必要はありません。
Googleアドセンスの審査に落ちる理由
「アドセンスの審査は難しい」「また審査に落ちた」という話は多く聞きますが、最低限ブログの体裁を成しており、掲載基準を満たしていれば普通に受かります。
運営者情報が無い、プライバシーポリシーが無い、お問い合わせページが無い、記事数があまりに少ないなど、明らかに作ったばかりのようなブログでは落ちてしまうのも当然ですが、ちゃんと運営されているブログでは落ちることのほうが稀です。
アドセンスに落ちたので、わざわざ記事を削除したり、テーマを変更したり、デザインを修正したりと血眼になるような方も多いのですが、普通に運営しているブログであれば簡単に受かりますし、上記の通り収益性が必ずしも高いものでは無いので後回しで構いません。
Googleアドセンスをおすすめするブログは?
とはいえ、アドセンス自体にもメリットはあります。まず広告はそのサイトや訪問者に合わせて自動配信されるため、広告管理の手間が必要ありません。掲載位置の調整なども手動ではできますが、その配置も今では自動で行ってくれます。
また、特定のジャンルや商材を扱うブログであれば、成果報酬型広告のほうが収益性は高いですが、広く浅いジャンル、例えばニュースや時事ネタを扱うようなブログでは成果報酬型よりアドセンス広告の方が向いています。
海外向けのサイトなども、わざわざ海外のASPに登録する手間も掛からないためアドセンスは向いています。
ですが最初に述べたように、PV数に大きく収益を依存する形になるため、アクセス数が望めない初期の段階からわざわざアドセンスの合格だけに注力する必要はありません。