ブログを始めたばかりの方はもちろん、ある程度経験がある方にとってもライティングの悩みは尽きないものです。それは記事のクオリティの問題であったり、そもそもライティングする時間が掛かりすぎるという問題であったり、あるいは記事のテーマがなかなか見つからないという問題であったりするかもしれません。
こちらのページではライティングの上達法に加え、ブログにおけるライティングの考え方について書いていきたいと思います。ライティングに悩んでいる方は参考にしていただければと思います。
今読んでいただいているこちらのページが文字数としては3000文字程度ですが、慣れてるとこのページくらいの文章量であれば、1時間も掛からないで書けるようになるかと思います。
ライティングの上達方法とは?
とにかく書くことが最善であり最短の方法です。数記事、あるいは数十記事程度しか書いたことが無いような人が、何年も文章を書いているライターと見劣りしてしまうのは仕方のないことです。
書く量が増えていくに従い、どのようなタイトルがいいのか、それに見合う見出しはどうするべきかということも分かるようになりますし、自然と浮かんでくるようになります。
本質的に最も大事なことは、その文章が読みやすいか、必要なことが伝えられているかどうかということが自分自身で判断できることであり、そのための修正ができるかどうかだと考えます。これは普段から文章に触れていなければ、決して身に付くことはありません。
とは言え、それはあくまでも最終地点ですし、闇雲に記事を書き続けて行ったところでなかなか上達はしないでしょう。
そこで、まずは記事の基本的な書き方をもう一度解説します。ライティング方法なんてものはひとそれぞれですが、慣れないうちは最初に全ての見出しと画像、表などを先に用意してしまう方法をオススメしています。あとはそれに肉付けしていくだけの作業で、だれでも簡単に文章を書くことが出来ます。
そして最も重要なことは何度も読み返すこと。実はこれが出来ていない人が非常に多いのです。どれだけ記事を書くことに慣れていたとしても、一発で完璧な文章ができるなんてことはありません。
読み返すことで不自然な表現や誤字脱字も発見できますし、上から順に読み返していけば、その文章が読みやすいものになっているかどうかも判断が可能です。この判断できるというのも、1つの技術になるわけですが、自分の記事を読んでみた時にどこか気になる点がないか、違和感に気づけるかどうかということに意識を置くと上達も早くなると思います。
記事作成は「時間効率・費用対効果」で考える
今回はライティングが上達するにはどうしたらいいかということに触れてきましたが、本来お伝えしたかったのはこの部分です。
良い記事であれば何時間、あるいは数日単位で時間が掛かっても問題ない、だからしっかり作り込んで良い記事を書くべきだ
このような戯言を初心者に吹き込むような自称ブロガーも未だに多いです。正直なにを言っているんだという感想しかありませんが、どう考えても記事なんてものに時間を掛ける必要なんて無いのです。
それがもし、小説であったり論文であったり、何度も推敲する必要があるものであれば時間が掛かっても致し方ないでしょう。ただ、残酷なようですが、ブログの記事なんてものはそこまでみんながみんな、一言一句に注目して読んでれくれるというようなものでもない訳です。
どうしても時間が掛かってしまうような記事もあるでしょう。ただ数年前ならいざ知らず、文章量だけでGoogleが評価するという時代ではなくなってきています。そもそも記事を書いたからといって、その記事が想定した集客ができるとも限らない訳です。
時間効率や費用対効果を意識していますか?
ブログというものは簡単に始めることができます。そのため仕事という意識を持たずに作業をする方は非常に多いです。ですが収益を得ようとする以上、それはしっかり仕事として考え、時間的な効率、費用対効果から目を逸らしてはならないのです。
ライティングに時間が掛かってしまう場合
ライティングに時間が掛かってしまう、そのためなかなか記事を書く気になれない…。そんな人は多いのではないでしょうか。そんな方はまず、そもそもどうして時間が掛かっているかを理解しなければなりません。理由はいろいろと考えられるでしょうが、大まかにこんなところでしょうか。
①作業に集中できない
②完璧な記事にしようとしすぎている
③記事の書き方がよく分かってない
④記事の方針が定まっていない
⑤タイピングが遅い
では実際に見ていきましょう。
作業に集中できない
作業に集中できない人は、そもそも環境を整えるべきという話でもありますが、正直人間の集中力なんてものは限界があります。深い集中は15分程度、子供で45分程度、大人でも90分程度がその限界とされています。
なので、90分を目標に1記事仕上げるくらいの感覚で作業するという意識を持つといいかと思います。正直な話、僕自身は集中が90分どころか60分も持ちません。せいぜい30~40分程度。なのでこのページ程度の文章であれば、そのくらいの時間で書き上げてしまいます。
60分で1記事仕上げようと思ったら、40分程度で文章を書きあげ、残りの20分程度で文章の装飾や画像の挿入をしつつ、上から順に読み返しながら必要な箇所を修正していくという作業に割り振ります。
いきなりそのスピードで書き上げることは難しいでしょうが、そもそも集中力には限界があるということを理解した上で、時間の目標を決めて書いていくといいでしょう。スマホでアラームを設定するなどしてもいいでしょう。
また、集中力が続かないのであれば、それはそういうものだと割り切ってしまい、2~3記事程度を下書き状態で同時並行で書いていくなんて方法も良いかもしれません。先に見出しだけ作っておき、スキマ時間の10分で1つの見出しだけ文章を埋めて行くなんて方法でも構わないわけです。
完璧な記事にしようとしている
自分の場合も、どちらかと言えば公開する記事は完璧に納得いくもので出したいとは思いますが、こだわったところでそれが読まれるとも限りません。そもそもいくら文章を完璧にしたいと思ったところで、何度も読み返せば必ず気になる箇所が出てくるものです。
後述しますが、ライティングで重要なのはその文章ではなく作成スピードであると考えます。100点の記事を丸2日掛けて書くより、80点の記事で構わないので1記事2時間以内に書き上げる。費用対効果の面から考えても後者の方が明らかに優れた記事と言えます。
文章を書きながら何度も読み返すことは構いませんが、一気に書き上げたあとでしっかり読み返し、誤字脱字のチェック、表現や文章の繋がりを修正していくといった流れで作業した方が、圧倒的に早く記事作成が可能となる訳です。
要するにとりあえず一気に書き上げることを優先すべきであるということです。
記事の書き方が分かっていない場合
先に述べたように、最初に骨格となるタイトルや見出し、画像や表などを埋めてから文章を肉付けしていきましょう。そして最後にしっかりと読み返しを行い、誤字脱字が無いか、表現上のおかしな部分はないか、意図していることが伝わっているかを確認してください。
記事の方針が定まらない
その記事が何を言いたいのか、アフィリエイトの商品だとしたら、その商品をどのようにアピールしたいのかといったことを念頭に記事を書くと意識するだけでも記事の方向性というのは決まってきます。
自分が読者だとして、そのタイトルからどのようなことを知りたいのかを考え、そこから見出しを作り、実際の記事の中に落とし込んでいけば、自然と記事のクオリティも上がってきます。
タイピングが遅い
正直これに関しては慣れるしかありません。タイピング速度が数日や数週間程度で一気に上がるなんてことはありません。どうしてもタイピングが苦手であれば、スマホの音声認識機能を使って文字入力を行い、後で文章を整えるといった方法もありますので参考にしてください。
まとめ
今回はライティングの上達方法と時間効率を考えた記事作成について解説してきました。短時間で記事を作成し、時間を掛けるのであれば校閲に。それを意識するだけでも記事のクオリティは上がっていきます。
最初はとにかく書いていき、必要であれば他のブログなどの記事を読んで、自分の記事とどう違うのかを見ていくのもいいでしょう。